こんにちは、新入社員のIです。
梶井基次郎著の『桜の樹の下には』という作品を読みました。
梶井基次郎は檸檬が有名で、長編作品よりも短編作品の方が多く、作品数もそこまで多いわけではないです。
その中でもこの作品は10分くらいで読めるお話になっています。
そして桜の樹の下には死体が埋まっている、という言葉の元ネタになった作品です。
冒頭から、桜の樹の下には死体が埋まっている!という言葉から始まります。
なぜ、あんなにもきれいに咲くのか信じられない、
桜の樹の下には死体があってそれ養分として桜が咲いているなど、
梶井が思う桜がきれいに咲く理由について語っています。
梶井は精神的に少し不安定なところもあったようなので、その部分が垣間見えるような作品でした。
割と読みやすい作品かなと個人的には思います。
青空文庫というサイトで無料で読めますので興味のある方は是非、読んでみてください!
それではまた