こんにちわ、Mです!
ITに携わる人が現場に入ってまずすること、それは、
——環境構築——
です。
昔ながらのHTMLで構築されているサイトならば、必要はありません。
しかし、今はそうではないのです。
DBを利用したり、本番とは別の環境で試作を試すためのローカル環境があるのです。
そうなると必要になってくるのが、環境構築。
Dockerなどで仮想DBが必要になってくるもの。
サーバーを跨いで、別のサーバーにログインが必要になってくるもの。
(リモートワークに多いです)
これが曲者です。
環境構築マニュアルがあったとしても、なんだかんだで躓くのです。
躓く理由はそれぞれです。
1、コマンドがインストールされていない。
2、管理者権限ではじかれる。
3、インストールされたアプリが完了されておらず、PCが認識されていない。
4、データが入らない。
などなど。
1、
コマンドが入力されていない。
コマンドが入力されていなくて、インストールできない。
↓
コマンドをインストールするためのコマンドが使えない。
もうこうなったら、使えるコマンドを調べて試すしかないです。
最近は、AIくんに聞くとパッと代替案を答えてくれます。
AI登場前はひたすら手動で調べていくしかありませんでした。
その為、先人の備忘録のブログが重宝されたのです。
仕事場のPCは個体差があって使えるコマンドに違いがあったりします。
2、
管理者権限ではじかれる。
借りているPCはセキュリティの関係上、インストールには管理者権限が求められます。
下請けは知りません。
それが当然です。
管理者権限は上司に聞けばいいのです。
管理者がいない場合は待つしかないです。
余計なファイルをインストールしたら、怒られます。
セキュリティ管理部とかからガチギレされます。
おとなしく待ちましょう。
いないことを別の誰かに相談して指示を仰ぎましょう。
独断で動くのはいけません。
時折、申請されたユーザーアカウントが受理されていないという根本的な理由もあります。
3、
インストールされたアプリが完了されておらず、PCが認識されていない。
些細なことですが、これが落とし穴になります。
インストール後、「finish」「完了」などのボタンを押したり、再起動をしないとPCがそのソフトを認識してくれないのです。
本人がインストールを完了しているものだと認識していると、AIになにを聞いても正解に辿り着けません。
こんな些細なことで丸一日潰れます。
4、
データが入らない。
DBにデータを入れるためにプロンプトをたたいても、データが大きすぎて入らない。
他の人はどうやってこの量のデータで作業してるんだ!?
と叫びたくなるくらいデータがデカい。
プロンプトでやっても無理だが、Dockerに直接入れると入ることもあります。
試行錯誤してやっていくしかないです。
その他
開発に必要な機材の電源が入っていない。
その段階にたどりつく前段階で間違いがあった。
色々とあげましたが、環境構築というのは面倒なものなのです。
一人で泣きそうになる前に、上司に相談しましょう。
環境構築の苦労はみんな知ってます。
上司の方は当然のことも、新人では知らないこともあります。
あと、純粋にPCの設定の問題ではじかれていることもあるのです。
悩む前に相談しましょう。
環境構築は落とし穴が多いのです。